立花義裕教授の経歴まとめ。テレビ出演・人柄についても調べてみた【タモリステーション】

こんにちは。

気象学、特に偏西風で有名な三重大学大学院教授の立花義裕さん。

「偏西風の蛇行」について解説されているところをテレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

穏やかな口調で、説明もとても分かりやすいんですよね。

勝手に「異常気象学の池上彰先生」と呼んでいます。

そんな立花教授の経歴や人柄について、調べてみました。

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立花義裕教授のプロフィール

本名: 立花 義裕(たちばな よしひろ)
生年月日: 1973年
出身地: 長野県
学歴: 北海道大学 大学院理学研究科・地球物理学専攻 博士後期課程 修了、 博士(理学)
専門分野: 気象学・気候力学・異常気象・大気科学・地球環境
現職: 三重大学大学院 気象・気候ダイナミクス研究室教授
三重大学教員紹介 など)

ご家族や高校以前の学歴については、情報が見つかりませんでした。

出身地である長野県の高校に通われたのでしょうか。

 

北海道大学大学院を修了されたあとは、北海道大学低温科学研究所・ワシントン大学・海洋研究開発機構等を経て、今の三重大学大学院の教授をされているそうです。

気象が好きになったきっかけ

立花教授が気象が好きになったきっかけは、引っ越しだそうです。

親の仕事の関係で、何度も引っ越しを経験したそうです。

すると、同じ日本なのに場所によって気候がかなり変わったのが興味深かったとか。

Sola
そういえば、小学校の理科の授業で「瀬戸内海型気候」とか「太平洋岸式気候」とか習いましたね!
教科書で覚えた知識が、引っ越しを経験することで実際に体感できて面白くなった、ということでしょうか。
やっぱり経験を超えるものはないんですね。

そして、研究するうちに自分には発想力があることに気づいたそうです。

他の人には思いつかない仮説を思いつく力があるそうなのです。

つまり、固定概念にとらわれずに違う方向から事象を眺めることができるとか、事象の共通点を見つけることができるということでしょうか?

今までと同じ見方・考え方をしていたら、今まで分からなかったことが分かるようになるはずがないんですよね。

研究者には柔軟な発想が必要なんですね。

 

分からないことを分かりたい

立花教授は、普通ではないことを発見する楽しみを求めて、異常気象の研究に取り組んでいらっしゃいます。

いつもと違うこと・滅多にないこと・分からないことが起きた時は、興味が湧きますよね。

教授の場合、理由を知りたい・分かりたいという気持ちが他の人より強いそうです。

だから、分かりたいと思った時に「まあいいか」で終わらせずに、調べたり研究したりするのでしょう。

Sola
たしかに、分からないことは分かりたくなります。
学校の授業とは違う、こういう好奇心を満たすための学びは楽しいですよね。
研究は、もっと知りたい、分かりたいという気持ちから始まるもの
だということが分かります。

知りたい・分かりたい。

研究者には必須の気持ちですが、研究に没頭しすぎて睡眠時間が大変なことになっている道脇裕さんの記事はこちらです。

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気象は地球規模。

地球の反対側で起きた現象が日本の異常気象の原因だったなど、一度でも思いもよらないことに当たったりすると、面白くて病みつきになってしまうのかもしれませんね。

風が吹けば桶屋が儲かるとか、バタフライエフェクト的な感じ?

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十数年前だと思いますが、ある番組で気象予報士が天気予報が外れる理由について

「天気はズレる。天気外れる」

と言っていました。

Sola
上手いこと言うなと思って、記憶に残っているんです。

地球は平面ではなく、球です。

でも予報は平面で考えざるを得ないため、小さなズレが生まれてしまう。

小さなズレがだんだん大きくなって、天気予報が外れる原因になるとか。

異常気象と毎日の天気予報は全く同じわけではないと思いますが、今の科学力でも全然追いつかない不思議と謎に関わってしまったら、面白くて逃げられないのかもしれません。

 

個人的には、異常気象の一部だと思いますがゲリラ豪雨・線状降水帯の予測ができるようになってほしいです。

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以前、晴れていたのに空が暗くなってきたな…と思ったら、いきなりの土砂降り!

まるでスコールのような雨で、一瞬のうちに洗濯物がびしょびしょになってしまったことがありました。

とはいえ、ゲリラ豪雨を恐れていたら洗濯物を外に干すことができません。

ゲリラ豪雨予報があるといいですよね!

テレビ出演について

立花教授は、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・YouTubeなど、さまざまなメディアに出演されています。

テレビも報道番組のようなものだけではなく、バラエティ番組にも。

また、多い時は週に何回もどころか1日に複数回出演されることもあるようです。

この他に新聞・雑誌の取材などもあるので、超多忙な日々を送られているのではないかと思います。

これは、教授のこのような考えによるそうです。

せっかくの人生なので、おもしろく感じる事をしていたいと思っています。
ただ数年前から、せっかくの研究結果も知ってもらわないと意味がないのでは、と思うようになりました。

今後は研究結果を多くの人に知っていただいて、役立てていただければと思っています。
気象や気候は、僕ら基礎研究者では考えつかないような、思いもよらないところに影響があると思います。
気象を知ることでビジネスチャンスが広がるはずです。
三重大Rナビ


たしかにそうですよね。

どんなにすごい研究でも、素晴らしい成果を出したとしても、誰にも知られず活用もされなかったらもったいない。

研究した意味が限りなくゼロに近づいてしまいます。

 

研究資金のためにメディア露出を増やさざるを得ない研究者もいます。

これだけ注目されているiPS細胞でも!?と驚きましたが、山中伸弥教授もその1人です。

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私財を投げうってまで発掘・研究を続ける吉村作治教授。

弟子にも「クレイジー」と言われています(いい意味で)

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一方で、メディアへの出演が多すぎて研究の時間がなくなってしまわないか心配になってしまいます。が、気象は私たちの身近な問題です。

もし今のような異常気象が起きていないなら、広く知ってもらう必要はそこまでないかもしれませんが、実際には10年前は考えられなかったようなことが次々に起こっています。

今後どうなる可能性が高いのか、どういう準備や警戒が必要なのか、「知らなかった」ではすまない状況になっているということです。

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それに、異常気象で使えるアイテムの開発などにもつながるかもしれません。

だから、「知らせる」「知る」ということは、研究を進めるのと同じくらいとても重要なのだと思います。

 

異常気象の原因の1つである二酸化炭素を減らす救世主になる?

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以前、テレビ朝日系【相棒】で、二酸化炭素を炭素と酸素に分ける研究が登場したことがありました。

この装置はちょっと違いますが、そんな世の中が実現したらいいですよね!

 

立花義裕教授の人柄

プライベートな情報が一切ないため、あくまでもインタビューやテレビでの姿からの予想です。

立花教授といえば、偏西風の蛇行についての説明を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。

間違いなく難しい内容で、ものすごくいろいろな要素が絡み合って起きている現象だと思うのですが、教授の説明がとにかく分かりやすい!

難しい言葉なし、専門的な知識のない一般人にも分かりやすい言い回しで説明してくださっています。

どう考えてもそのジャンルの権威だと思うのですが、とっつきにくさゼロ。

隣の家の物知りおじさんが教えてくれている感じというか…。

気象学の池上彰さん的存在と言えばいいのでしょうか。


ただ、説明は分かりやすくて、聞いた時は

Sola
あ、なるほど!
そういうことだったのか!

と思うのですが、異常気象が身近な問題とは言え原因を知っているかどうかが日々の生活に影響を与えるわけではないし、試験に出るから覚えなくては!というわけでもないので、理解はその場限り。

自分に直結しない学問的な知識は、定着しにくいんです(言い訳です(^^;)

Sola
たとえるなら、テレビで野菜高騰の原因を説明していた場合、その場では覚えているけれど少ししたら忘れてしまう。
でも、今比較的値段が安定している野菜はこれ!的な情報は忘れない。
そういうことだと思います…って、変なたとえですが(^^;

それは番組出演者も同じようで、過去に立花教授が同じ番組で同じ出演者に同じことを何回か説明していても、出演者は内容を忘れて質問してしまう。

そんな場合でも教授は

「何度でも訊いてください」

「いい質問ですね」

と、にこやかに穏やかに説明してくださっていました。

 

一方で、三重大学の気象・気候ダイナミクス研究室のサイトでは、学生に対する真剣な姿や研究に対する情熱がうかがえます。

 

まとめると、こんな方なのではないでしょうか。

好奇心旺盛

穏やかで優しい

常に自然体

相手に適切な伝え方をされる教育者


知的なジェントルマンですね!!!

まとめ

さまざまな番組に出演し、異常気象について分かりやすく説明してくださる立花義裕教授について、経歴や人柄を調べてみました。

プライベートな情報がほとんどなく、あくまでもインタビュー記事やテレビでの姿からの想像ですが、好奇心が旺盛、いつも自然体、穏やかで優しい研究者、そんな方なのではないかと思います。