【The Script】車いすテニス小田凱人が好きなバンド。流ちょうな英語の秘密はなに?



全仏オープン、ウィンブルドンの車いすテニス男子シングルスで優勝し、史上最年少で世界ランキング1位となった小田凱人さんが、初めてトークバラエティーに出演します!

このページはプロモーションを含みます。

小田凱人さんのプロフィール

名前:小田 凱人(おだ ときと)
生年月日:2006年5月8日
出身地:愛知県一宮市
身長:175cm
(Wikipediaより)



小学生の時はサッカー少年で、プロサッカー選手を目指していました。

が、9歳で左足に骨肉腫(骨に発生するがんの中でもっとも頻度の高い代表的なもの)を発症。

プロサッカー選手の夢を諦めなくてはいけなくなってしまいましたが、入院中、人生を変える出会いがありました。

You Tubeでロンドンパラリンピック車いすテニス決勝戦の国枝慎吾さんを見て、
「かっこいい」
「迫力というか表情というか、試合中の雰囲気に圧倒されて…」
「次はサッカーのプロではなく、車いすテニスの世界一に」
そして、早くテニスがしたい、という一心でリハビリに励んだそうです。

これまで2度にわたりがんが肺に転移。

今でも3ヶ月に1回の検査は欠かせないとか。

それでも

「『うまくいくわけがない』。

うまくいかないのが、僕の中で普通。

そこでくじけたりっていうのは全くない。」

テニスへの想い・夢をあきらめることなく、車いすテニスの道へ。

史上最年少記録塗り替え、グランドスラム2回制覇、世界ランキング1位などの記録を次々と打ち立てています。

主な成績

2020年 ジュニアマスターズ国際大会優勝
2021年 車いすテニスジュニア世界ランキング1位(史上最年少)
2022年 プロに転向
     史上最年少世界年間王者
2023年 全豪オープン準優勝
     天皇盃ジャパンオープン優勝
     全仏オープン優勝
     ウィンブルドン優勝

…って、逆に怖くなるくらいの経歴ですね。

だってグランドスラム4大会のうち、優勝2回、準優勝1回。

小田選手の恵まれた才能というか、自分のイメージしたことをすぐにプレーで表現できる。
そしてアイデアがほかの選手よりも豊富にある。
さらに精度を上げてきたときは圧倒的に国枝選手よりも上のレベルまで上がれるのではないかと感じている。
(10歳から指導する貝吹健コーチ)

でも小田さんは才能だけではなく、小田さんはとにかく努力と勇気の方でもあるんです。

Sola

実はSolaもがんサバイバー。
がんになった時の恐怖というか…。
頭が真っ白になる、氷水を浴びせかけられた感覚って、まさにあれ。
告知されてからしばらくのことは、今でもあまり記憶がありません。
何も手につかないくらい毎日怖くて泣いてました。


だから、恐怖と痛みと、サッカーの夢も諦めないといけない状況で、新しい希望を見つけて努力し続けられることがどれだけすごいか、どれだけ強い人かがよく分かります。


ただ、一方で、恐怖を一時的に忘れたり乗り越えたりするための、熱中できるものや目標の存在の重要性も分かります。

Solaも、がんのことばかり考えないように、あえて趣味の時間をとったり、目標や熱中できるものとは違いますが家事で忙しくしたりしていました。

夜寝つくまでの時間が一番ヤバいので、めいっぱい体を疲れさせて一瞬で寝落ちを目指してました(笑)

病気から精神的に立ち直って前を向くには、熱中できるもの・目標にできるものが必要です!!!

そして、小田さんにとってはそれが車いすテニスであり、国枝選手だったのだと思います。


小田凱人さんが好きなアーティスト

The Script

まずは何と言ってもThe Script

出身地: アイルランド ダブリン
メンバー: ダニエル・オドナヒュー(キーボード)、マーク・シーハン(ギター)、グレン・パワー(ドラム)
ジャンル: ロック、ポップス
活動期間: 1996年~2001年(マイ・タウン名義)→ 2001年~(ザ・スクリプト名義)


2008年に発売したデビューアルバム「The Script」は、イギリス・アイルランドのチャートで1位になっただけではなく、世界各国でプラチナム・レコード(※)に認定されているそうです。

2ndアルバム「Science&Faith」(2010年)は、イギリス・アイルランドでの1位だけでなく、アメリカでも3位となりました。

2009年と2015年にジャパン・ツアーを開催しました。

2023年4月、ギタリストのマーク・シーハンが亡くなったそうです。
※Recording Industry Assiciation of America(RIAA)が定める基準を超える、高い売り上げを達成したレコードに対して贈られる権威ある賞


試合の時の入場曲や試合前に聞く勝負曲は、The Scriptの「Hall of Fame」と決まっているそうです。

「ヒーローになって壁を破って」みたいな歌詞が、試合前にぴったりだからだそうです。


実際、プロ転向を発表したときに

今病気と闘っている子ども達のヒーロー的な存在になれるような選手を目指して頑張っていきたいと考えています。
教育図書NEWS

とコメントしています。

小田さんにとっての国枝選手のように、今後多くのお子さんのヒーローになるんでしょうね!

同じように、小田さんを見て励まされ、目標にすることで前向きに生きるお子さんが、今後たくさん現れるのではないかと思います。

ちなみに、この「Hall of Fame」は、シングルの販売数が全世界で500万枚を突破、YouTubeでも約1億5000万回を超える再生回数を記録する大ヒット曲だそうです。

The Script以外だと、Ed Sheeranさんの「Perfect」も、暗譜してギターで弾き語りができるくらい好きだそうです。

Ed Sheeran

'Mathematics Collection - Out Now'…


「Hall of Fame」は歌詞がものすごくパワフルです。
曲全体を通して
お前はできる
できない、無理、と何もせずに諦めないで、まずやってみろ
自分で歩き出せ
と言われているような、そんな歌詞です。

やらなければできない。
闘わなければ、負けることさえできない。
歩き出さなければ、転ぶことさえできない。
まず自分の土俵に立って闘ってみろよ!
ですね。

アイルランドに土俵はなさそうですけど、この歌詞は、外との闘いというより自分との闘いのような気がします。


似たような小田さんのツイート。

できる、とか、自分はそうなんだと思うことで、前に進める。

大切なのは、できるかどうか悩むことではなくて、できると思うこと。

そうなった自分だったらどういう行動をとるかを考えること。

と言われている気がします。

小田凱人さんと英語

さてそんな小田さんですが、海外遠征を繰り返しているので、言葉について気になるところです。


実はこれがものすごい。
全仏オープン優勝時、流暢な英語スピーチが話題となりました。


海外に住んでいたのか、ご両親が英語圏の方?と思うくらい。


たとえば同じテニス界の錦織圭さんは、中学生でアメリカのプロテニス養成学校であるIMGアカデミー特待生に選ばれ、渡米。
英語だけの環境になることで、いやでも聞かなければいけない、話さなければいけない。
赤ちゃんが周りの大人の会話を聞いて言葉を覚えるのと同じプロセスで、英語を身につけたのではないかと思われます。

小田さんの場合、英語圏に渡ってとか英会話教室や教材とかではなく、なんと、洋楽とYou Tubeでの独学なんだそうです!!!
車いすテニスの先輩からの
英語だけはやっておけ
というアドバイスを受けて、英語に取り組み始めたそうです。

先輩、そのアドバイスGood Jobです!!


You Tubeの動画・洋楽で生の英語の発音や表現をインプット。
また、インプットだけではなく、Twitterに積極的に英語で投稿するなどのアウトプットも。

あのスピーチや小田さんの英語は、こういう毎日の努力の積み重ねだったんですね!


英語などの語学の勉強法については、こちらの記事もおすすめです。

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まとめ

車いすテニス史上最年少で世界ランキング1位となった、小田凱人さんについて調べてみました。

小田さんが好きなアーティストThe Scriptや英語について調べるうちに、「Hall of Fame」は、努力と勇気と情熱の人である小田さんの生き方そのものに思えてきました。

これからもきっと、たくさんのお子さんだけではなく大人にとってもヒーロー的存在でいてくれるに違いありません。
今後の活躍から目が離せません!