女の子顔負けの、かわいすぎるジェンダーレスモデル井手上漠さん。
タレントとしても活躍中の井手上さんの恋愛観がかっこよすぎたので、生い立ちから紐解いてみたいと思います。
井手上漠@i_baku2020 ⭐️出演情報
— 【公式】Discovery Next (@_discoverynext) October 25, 2023
今週末です☺️
◆10月28日(土)14:00～
🎙️埼玉県立大学「清透祭」トークショー
＼観覧申し込み受付中です／
詳しくは公式SNSにて#井手上漠 #学園祭 https://t.co/VfgF8ze7S8 pic.twitter.com/vYbAxF0Vrr
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井手上漠さんのプロフィール
井手上漠さんの恋愛観1
井手上さんにとって、人を愛するとはどういうことなのでしょう？
公式You Tubeチャンネルの動画からピックアップしてみます。
「【100の質問】語りすぎた⁉井手上漠が質問に答えてみた」より
誰かの命が危ない時、相手が生き残れるなら自分が身代わりになりたいと心から思えるような感情
付き合うとは…
お互いに求め合って、それが許される関係
お互いを見つめあうのではなく、同じ方向性を見つめあえる関係
恋愛において重要なこと…
思いやり
お互いに思いやれるかどうか
「人として好き」と「恋愛として好き」の違い…
LOVE：自分が相手を幸せにしたい
LIKE：相手に幸せになってほしい
この答えを見ていると、「愛」という言葉を、男女間のものだけではなく、家族とか友人とかも含めた「人と人同士の感情」としてとらえているのかな？と感じました。
こういうところにも、あとで出てくる「〇〇フリー」という考え方が現れていると思います。
恋愛観以外にも継続についてとか、相手と意見が合わない時とか、素直にこの人いいなと思う考え方をされているので、ぜひ一度見てみてくださいね！
ちなみに、口癖を聞かれて分からないとのことでしたが、「圧倒的」「一択」な気がします (^^)
性別はない
動画から、井手上さんは男性・女性という区別ではなく、人間そのものを見ているようです。
これは、井手上さんが自身について
「私は男性でもあるし、女性でもある。もしくは男性でもないし、女性でもない。」
語っていることと関係があるようです。
冒頭で井手上さんについてジェンダーレスモデルと書きましたが、そもそもジェンダーレスとはなんでしょうか？
似た言葉もまとめて調べてみました。
ジェンダーレスとは
生物学的な性差を前提とした社会的、文化的性差をなくそうとする考え方を意味する言葉。ジェンダーフリーとは
生物学的な性差にとらわれた固定観念を持つことをやめ、社会的、文化的な性差をなくそうという考え方。ユニセックスとは
男女の区別がないという意味の言葉。主にファッションや化粧品業界で使われる。性同一性障害とは
からだの性別と本人が自覚する心の性別が一致しない状態。
言葉の意味からすると、性同一性障害とは本人は性別を意識している（だから心の性と肉体の性に違和感を感じる）、ジェンダーフリーは性別を意識しない（性別を前提に分けない）という違いがあるんですね。
「女だからこうするべき」
「男だからこうあるべき」
ではなくて
「この人はこういう人だから、こうするといい」。
力が強い女性だって、力が弱い男性だっている。
後ろからついていきたい男性だって、引っ張っていきたい女性だっている。
大切なのは、その人がどういう考え方で、なにをしてきて、どういう人なのか？
ジェンダーフリーの考え方が広まったら、本当の意味での男女平等が実現するかもしれません。
マセガキとは多分違うと思いますが、子供らしいかわいいものはあまり好きではなくて、いわゆる「美しいもの」が好き。
小学校の図工で木製のパズルを作った時、みんなかわいい系・イラスト系の絵を描いていたのですが、Solaだけは風景画。
少し離れたところにいた担任と図工の専科の先生が
「きれいだけど、子供は子供らしい絵を描いた方がかわいくていいですよね」
と話しているのが聞こえました。
自分の好み・感性を否定された感じで、すごくショックだったんです…。
自己紹介では、いつも「井手上漠です。性別はないです」と答えています。
生物学的な性別や、LGBTQ+（レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クエスチョニング／クィア）という言葉など、ジェンダーは枠に当てはめられがちです。
もちろんそこに当てはまる生き方も尊重しますが、私はその枠に当てはめたくないので「ジェンダーはない」が今のベストマイセルフアンサーです。日立ソリューションズ「未来へのアクション」
Theインタビュー 挑む人 新時代の「サムライ」を探して より
記事を通して、外見や体の仕組みで区別せず、世の中の作った枠にとらわれず、あくまで自分らしく心地よい生き方・生活を自由に選択できる世の中になってほしいという想いにあふれていました。
2022年から、ジェンダーレスファッションブランド「BAAKU」をプロデュースされています。
このブランドのコンセプトは
それはココロにフィットするファッションの新しい選択肢
ジェンダーバイナリーのあたりまえに疑問を問いかけるブランド
メンズとレディースの境界を越えて、自由に、心にフィットするファッションを発信されています。
これらの生き方・活動には、井手上さんの人生が深く関係していたんです。
ジェンダーについての記事はこちら
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ジェンダーの悩み、苦しみからの解放
自分らしくいることって
— 井手上漠 (@i_baku2020) November 29, 2018
とてもとてもとてもとても、
大切なことなんです。
私の主張を聴いてください pic.twitter.com/8Ag2vf8QqS
3歳の時に結婚式でウェディングドレスを見てから、キラキラしたもの・かわいいものが好きに。
おもちゃも女の子の物、遊び相手も女の子、髪も伸ばして女の子になじんでいた幼少期。
小学5年生になり、学校での着替えが男女別になったりしてみんなが性別を意識し始めた頃、周囲から
「気持ち悪い」
と言われ始めるようになったとか。
そして、自分の性別に違和感や戸惑いを感じるようになったそうです。
髪を短く切り、服装も男性的にするなど、周りに合わせることで、自分の人生の主役が自分ではなくなり何もかもが楽しくなくなったそう。
そんな中で
「漠は漠のままでいいんだよ。それが漠なんだから。」
周りの常識に無理して合わせて苦しい毎日の中、お母さんからのこの言葉で、周りの目を気にするのではなくありのままの自分でいようと思ったとのこと。
そして、中学生の時に出場した弁論大会でジェンダーについての悩みや自身の考えについて発表したところ、周囲に受け入れられはじめ、その経験がきっかけとなってジェンダーについて前向きに発信されるようになったそうです。
ある経験をしたときに、それをどう感じ、どういう意味を持たせ、どう活かすのかはその人次第だと思います。
「分かったようなこと言わないでよ！」
的に思うこともできたはず。
お母さんからの言葉ですべてから解放された、自分は自分でいようと思った、という素敵なエピソードは、お母さんと井手上さんの絆の深さでもあり、井手上さんの人間としての強さでもあるんでしょうね。
アナ雪をちょっと思い出しちゃいました。
同じように、
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井手上漠さんの恋愛観2
では、気になる井手上さんの恋愛対象は？？？
恋愛はあんまりないというか私にもわからなくて、でも多分私は性別じゃなくて人柄で惚れると思います。
2019年3月28日「スッキリ」
私は性別で判断することはあまりなく、人として関わっていく中でその人自身を好きなります。
2020年12月12日「ar web」
自身が女性・男性という線引きの中で生きていないのと同じように、相手にも女性だから、男性だからという線引きをしない。
自分がありのままの自分でいようとするから、同じように相手もありのままに見る。
性別という分け方で相手を判断するのではなく、あくまでその人、内面、人柄なんですね。
ジェンダー「レス」という言葉の意味がやっと分かった気がします。
男性を好きになった場合は、相手が自分を男性として見ているか、女性として見ているか分からないので、アプローチの仕方に困ります。
恋愛、結婚、子孫を残すという流れの中で、同性同士だと子供は残せない。
そこの不安もずっとありますし…。
「ar web」インタビューにて
なんというか、理想を理想で終わらせない、相手とのことを現実的に考えて、相手の想いを尊重しているのが伝わってきます。
すごく誠実な方なのだと思います。
現実を直視するジェンダーレスだからこそ生まれる悩みなのでしょう。
これは当事者同士の問題であって、正解も間違いもないと思いますが…同じように悩んでいる方もいらっしゃるはず。
そういう場合に、いい解決方法が見つかるといいですね。
そんな井手上さんが憧れたり、好きな芸能人がこちらです。 滝沢カレンさん…女性として魅力的 ゆうたろうさん…今一番会いたい人 岡田健史さん…外見で一番理想に近い ローラさん、渡辺直美さん…自分にしかできないことをやっている
まとめ
井手上漠さんの生き方・恋愛観について調べてみました。
正直、ジェンダーレスというものがよく分かっていなかったのですが、性別の違いを否定するわけではなく、性別によって区別しない生き方なのだということが、井手上さんの生き方・考え方に触れたおかげで分かりました。
苦しんだから、そこに背を向けるのではなく、前向きに世の中に対して発信しつづける。
100問の動画の中で、言われて一番嬉しい言葉は「（生き方や考え方が）かっこいい」だとおっしゃっていましたが、本当にかっこいい人だな！と思いました。