【徹子の部屋】に、科学者であり発明家でもある村木風海さんが出演されます。
なんと、空気中の二酸化炭素を回収できる装置を開発されたそうです。
世界中で普及すれば、地球温暖化問題が一発クリアでは？！
…この二酸化炭素回収装置、もちろんとても気になります。
気になりますが、村木風海さんの経歴がなにやらものすごいことになっている、というよりイタリア王家の騎士ってどういうこと？！なので、まずはそちらをがっつり調べてみました。
な、な、な、なんと….！！！
— 村木風海｜Kazumi Muraki (@Kazumi_Muraki) December 7, 2023
『#徹子の部屋』に出演します〜！！！！😂
徹子さんにお会いすることが決まったとき、すぐ皆様にお伝えしたくてうずうずしていたのですが…遂に情報解禁です！
放送は12月14日（木）ひる13時〜！
徹子さんにお会いできて本当に嬉しかったです😭
ぜひご覧ください😆 pic.twitter.com/jDLmt0kaEW
村木風海さんのプロフィール
生年月日： 2000年8月18日
出身地： 神奈川県相模原市
身長： 180cm
血液型： O型
研究分野： CO2直接空気回収、CO2からの燃料合成、電気化学・Cu系還元触媒開発、大気圧プラズマ・気相合成
職業： 化学者、発明家、冒険家、社会起業家。一般社団法人 炭素回収技術研究機構（CRRA）代表理事・機構長
（CRRA）
※CRRAとは、村木さんが創設した「地球温暖化を止める方法から人類の火星移住の実現まで一貫して研究を行う独立系研究機関」だそうです。
学歴
小学校： 山梨学院大学付属小学校
中学校： 北杜市立甲陵中学校
高校： 北杜市立甲陵高等学校
大学： 東京大学工学部 化学生命工学科 満期退学
（独立行政法人大学改革支援・学位授与機構へ学士を申請中）
【満期退学／単位取得後退学】
大学院の場合では、大学院の課程の修了要件のうち、当該課程に在学中に、論文の審査及び試験に合格することのみ満たすことが出来ず、当該課程を退学することをいう。
なお、大学院の博士課程を満期退学又は単位取得後退学後、当該大学院に博士論文を提出し、大学院の博士論文の審査に合格した者は、学位規則第4条第2項に規定する者（いわゆる「論文博士」）として扱うこととなる。
（文部科学省）
ただ、学士号授与要件の124単位以上を取得されているそうです。
単位は足りていたのに満期退学を選んだ理由が気になりますよね。
調べてみると、CRRAのプロフィールに「2022年9月 気候変動を止める研究に専念する為、研究室を退室」とありました。
推測ですが、村木さんにとって学位という「肩書」はそれほど意味がなく、自分の研究を進める方が重要だったのではなないかと思います。
大学の研究室で行う卒論は、ほとんどの場合その研究室のテーマの中から選ぶと思うので、自分がやりたいことをやれるわけではないんですよね。
自分の夢・やりたいことがはっきりしているなら、学位を得るために卒論に時間を割くよりも、自分の研究を優先させようと考えるのも納得です。
ただ、学位があった方がいろいろ便利そうなのは想像つくので学士の申請中、という感じでしょうか。
ちなみに現在は、東京医学技術専門学校 臨床検査技師科II部 1年生だそうです。
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ギフテッド
2023年5月7日の「日曜日の初耳学」にて、初耳ギフテッドとして村木さんが紹介されました。
平均より著しく高い知的能力を指す用語
子供あるいは成人においても、一般に広く受け入れられているギフテッドの定義は存在しない。しかし、学校への入学許可の決定や個人の生涯を通じた長期的研究の多くは、上位2.5パーセントの知能指数（つまりIQ130以上）を持つ人々を対象としている。また、ギフテッドの定義は文化によっても異なる。
日本の文部科学省は対象となる児童生徒のイメージが論者によって異なることから「ギフテッド」の語を用いず「特定分野に特異な才能のある児童生徒」と表記している。
（Wikipedia）
イタリアの騎士だった？！
村木さんは、こちらの2つの称号をお持ちです。
イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団 騎士（キャバリエーレ）
イタリア王家サヴォイア家諸騎士団 ジュニアナイト卓絶騎士
というか、このサヴォイア家の騎士団って何？？？
ということで、ちょっと調べてみました。
サヴォイア家はヨーロッパ屈指の名家で、1720年にサルディーニャ王国を建国し、1861年にイタリアを統一してイタリア王国を建国し、王位に就いた一族です。
イタリアが第二次世界大戦に敗戦し、共和国になると、国外退去を余儀なくされてスイスに亡命。
2002年まで憲法で帰国を禁じられていたそうです。
サヴォイア王家の騎士団とは
サヴォイア王家には5つの騎士団があるそうです。
イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団とは
…という疑問が当然生まれると思うんですが、どうやら、「諸」騎士団ということで複数の騎士団を含めた呼び方と考えればよさそうです。
【一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団について】
サヴォイア王家諸騎士団の日本支部を運営する法人。
当法人のなかには、「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」「イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団」の2つの騎士団が存在する。
現在の代表は苫米地英人（2019年1月1日就任）。
活動目的は、主に国内を中心とした慈善活動を行うこと。
毎年5月に新騎士叙任式並びにチャリティ晩餐会をひらくほか、独自の慈善活動「ジュニアナイト卓絶騎士養成プログラム」の青少年への無償提供や、各種慈善団体への寄付活動をおこなう。
（PRWire）
ちなみに、メンバーが誰かということは、騎士団からは公表されていません。
芸術、科学、産業などの世界において著しい業績を残した人物に騎士の称号を授けているそうです。
デヴィ夫人のブログとPRWireによると、日本人ではこのような錚々たるメンバーが「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」のとして名を連ねているようです。
大正天皇
昭和天皇
伊藤博文
山形有朋（陸軍大将）
丹下健三（建築家）
千玄室（茶道裏千家家元）
長嶋茂雄
十二代目市川團十郎
苫米地英人（認知科学の世界的権威）
EXILE ATSUSHI
村木さんが受勲した「イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団」は、各界において著しい業績をおさめる人物のほか、騎士団の人道主義的な精神に賛同し慈善活動を誓う人物が対象だそうです。
別ページにまとめた二酸化炭素吸収装置の発明などを考えれば、当然！という感じですね。
日本で言うと「旭日章 」とか「文化勲章」的なものでしょうか。
ジュニアナイトとは
イタリア王家サヴォイア家騎士団日本支部が開発した子供向け教育プログラムの、全15ユニットのカリキュラムを終了した子どもたちに授与される称号だそうです。
カリキュラムは最新の認知科学で解釈した1,000年以上続く騎士団の行動規範を学ぶという内容で、世界の子どもたちに無償で提供されているとのことです。
勇気、礼儀、寛容、誇り高さ、強固な倫理観などで知られるナイトの高い自己評価と、平和を愛し弱者を助ける行動規範
この行動規範を身につけたら人生豊かになりそうだし、それで騎士の称号まで得られるのなら最高ですね。
もっと早くに知っていたら、子どもにも受講させたかったな～。
反抗期真っ盛りの子どもには、ちょっと難しそうです。
ちなみに、「子供向け教育プログラム」となっていますが、村木さんが受勲したのは2020年5月1日。
2000年8月18日生まれの村木さんは当時19歳なので、プログラムの「子供」の範囲は広そうです。
ご興味のある方は、お子さんの受講を考えてみてもいいのかも？
なにやら面白い人っぽい
村木さんのエピソードをご紹介します。
さすがはギフテッド…。
昔から理系とよく勘違いされるが、実はもともとは「ド文系」。得意科目は国語・社会・英語で、小さい頃はよく小説を書いていた。小学1年生の時に夏目漱石の「吾輩は猫である」の原著を読み始め、125ページまでは読み進めたが、当時在籍していた公立小学校では生徒の読書冊数を競わせていた為に司書と担任の先生に本を取り上げられ、「そんな本を読まずに”解決ゾロリ”を読んで冊数を稼ぎなさい」と言われとても悔しい思いをした。ちなみに数学はというと、小学5年生の時に100点満点のテストで5点を取ったり、高校3年次の模試で200点満点中5点をとる有様である。理科に関しても、研究は大好きで得意だが、必ずしもペーパー試験が得意な訳ではない。
ページ数をはっきり覚えているあたり、本当に悔しかったのでしょうね。
テストの点数のことも、まさにギフテッドって感じです。
どこぞのお天気コーナーのマスコットにいそう（笑）
実際、二酸化炭素吸収装置の「ひやっしー」は、見た目もゆるゆるな感じです。
気になる方は、こちらのページを見てくださいね。
最後の面白エピソードです。
CRRAのメルマガがあるんですが、メールアドレスを登録するためのボタンの名前はまさかの「押してはいけないボタン」
そして、その下の注意書きがこちら。
※このボタンをクリックした結果、どんなにワクワクするニュースや面白い速報、研究成果が一般情報公開よりも早く送られてきたとしても、「なぜメール登録した人だけが先にCRRAの様々な情報にアクセスできるのか」という点に関して、弊社は責任を負いかねます。
一瞬で心臓をつかまれてしまいました（笑）
火星移住、ライバルはイーロン・マスク！
小学生の頃から、火星に住むための研究をしてきたという村木さん。
きっかけは、おじいさんからプレゼントされた「宇宙への秘密の鍵」という本でした。
広大な赤い砂漠に青い夕日という、地球とは真逆の風景に心を奪われたそうです。
という確信を持ち、それ以降火星に住むための方法を研究し始めたそうです。
そんな村木さんにとって、火星移住計画を表明している米ステラCEOのイーロン・マスク氏は憧れでもありライバルだそう。
2030年に月に降り立ち、2045年には火星に行く計画だそうです。
「いやいや～そんなすぐには無理でしょう(^^;」
と言ってしまうところですが、村木さんなら普通にありえそうですね。
まとめ
空気中の二酸化炭素を回収できる装置を開発した村木風海さんについて、経歴やエピソード、イタリア王家の騎士の称号持ちとはどういうことか？？？などを調べてみました。
ギフテッドとも称される通りもともとの能力もさることながら、小学生の時から自分がやりたいことをはっきり分かっていたことや、実際に行動に移す行動力も素晴らしい方です。
でも、真面目なだけではなくてユーモアのセンスもある…。
今後の研究の成果が楽しみです。
二酸化炭素回収装置についてはこちら
こんにちは。科学者であり発明家でもある村木風海さんを知っていますか？ 最近はテレビにも出演しているので、タレント的な部分もありますね。 そんな村木さんはなんと、空気中の二酸化炭素を回収できる装置を開発されたそうです。 世[…]