おばあちゃんなぜ芸人?家族(夫・子供)やコンビは誰?大学や本名も知りたい

こんにちは。

77歳(2024年7月現在)にして芸人の「おばあちゃん」が注目を集めています。

なんと70歳を過ぎてから芸人になったという驚きの経歴の方です。

そんなおばあちゃんは、なぜ芸人を志したのでしょうか?

また、夫や子供などの家族、コンビを組んでいるのかどうか、学歴や本名も調べてみました。

Sola
Solaは祖母を小学生の時に亡くしているので、なんだかほっとする笑顔です

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おばあちゃんのプロフィール

まずは、とにかく気になるプロフィールをご紹介します。

名前: 沖原 タツヨ
出身地: 東京都国分寺市
生年月日: 1947年2月12日
身長: 155cm
体重: 70kg
血液型: O型
趣味: 近場の温泉に行くこと
(ご本人のX(旧Twitter) など)

なんとおばあちゃんは、71歳で東京NSCに入学したそうです!

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Sola
本当に、素でそうツッコみたくなりますよね

お年寄りが元気な時代とは言いますが、それにしても70歳を過ぎてから芸人になるというのは相当な思い切りだし、行動力ですよね。

家族はどういう反応だったのかも気になります。

自分の親が突然

「芸人になりたいからNSCに行くわ」

と言い出したら、笑顔で応援…できる自信がありません。

全力で止めてしまうと思います(^^;

 

ということで次は、なぜおばあちゃんが芸人になろうと思ったのか、家族の反応はどうだったのかを見ていきたいと思います。

 

芸人になった理由

おばあちゃんがお笑い芸人になった理由はいくつかあるようです。

  • もともとお笑い・漫才が好きだった
  • 乳がんの闘病
  • 舞台の勉強をしたかったが、演劇学校に入学できなかった

もともとお笑い・漫才が好きだった

おばあちゃんの生まれた家は、笑いの絶えない家庭だったそうです。

父親はユーモアのセンスがあり

  • お菓子の箱に「100円払え」「毒入り」などのメモが貼られていたり
  • 「無料動物園に行くぞ」と連れ出された先が競馬場で、策の隙間からレースを覗き見したり

また、おばあちゃん自身も漫才やお笑いが好きで、ラジオでよく聞いていたとか。

人を笑わせる才能は凄い、と思っていたそうですよ。

乳がんとの闘病

38歳の時にステージ4の乳がんが見つかったそうです。

【がん ステージ4】
他の臓器に転移(遠隔転移)がある状態。
転移先は肺・肝臓・脳・骨などが多く、がん細胞が血液に乗って他の臓器に飛んだと考えられるそう。
血液中にがん細胞がある=全身に回っている状態のため、手術での切除はできず、抗がん剤治療となることが多い。
抗がん剤治療を行ってもすべてのがんを死滅させることは難しく、がんの種類にもよるが5年生存率は40%ほどとのこと。

おばあちゃんの場合も転移はあったようですが、左胸全摘出の手術を受けました。

手術は成功したものの、1年後に卵巣、その後も子宮への転移が見つかります。

普通だったら落ち込んだり絶望したり…となりそうですが、おばあちゃんは違いました。

入退院を繰り返しながら

「明日はないかもしれない」

とおばあちゃん本人も夫も感じたようで、夫から「好きなことをやりなさい」と言われたそうです。

 

そこで、会社勤めしながら放送大学に入学し、自身のがんの経験から「乳がん手術後の発汗と下着について」という卒業論文をまとめます。

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Sola
こういうデータはなかなかないので、がんサバイバーの方が少しでも心地よく過ごせるための商品開発に活かしてもらえるといいですね!

自分の人生のテーマを

人のために何かできないか

に決めたそうです。

 

もしもおばあちゃんが、がんステージ4や転移に絶望していたら、ここまで回復して今の人生を贈れていなかったのではないかと思います。

笑う門には福来るではないですが、人間の免疫機能は笑うことで活性化するとか。

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常に前を見て、やりたいことをやるためにアクティブに行動するおばあちゃんだったからこそ、体が複数の転移にも負けなかったのかもしれませんね。

見習いたいものです。

 

進行の早いスキルス胃がんでなくなった堀江しのぶさんの記事はこちらです。

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23歳なんて、早すぎですよね…。

有名人でスキルス胃がんにかかった方についても、記事内でまとめています。

 

演劇学校に入学できなかった

おばあちゃんは中学時代に演劇部に所属していたそうです。

そして68歳の時にある高齢者劇団を知り、観客からいつの間にか演者側として関わるようになります。

が、演劇部の経験だけでは他の劇団員に迷惑をかけてしまうため、しっかり舞台の勉強をしたいと思うようになったそうです。

いらすとや

思うだけではなく行動するのがおばあちゃん。

ところが、いろいろな演劇学校に問い合わせるものの、年齢が壁となり断られてばかり。

そんな時、おばあちゃんの友人の息子がNSCのことを教えてくれたそうです。

NSCは年齢不問、聞かれたのはたった2つ。

  • 学費が支払えるかどうか
  • 6階まで階段で昇れるかどうか
Sola
それだけ!?
千客万来???

せめてお笑いへの情熱とか、そういう質問もなし?

NSCに入学した時点でもおばあちゃんは芸人になるためではなく、舞台の勉強をするためだったそうです。

ということは、もしお笑いへの情熱を聞かれていたら、おばあちゃんは入学できていませんね(^^;

というかそもそも演劇を学ぶ学校ではないと分かっていたら、おばあちゃんが入学を辞退していたかもしれません。

質問に含まれていなくてよかったです。

 

凄腕占い師がどうしてNSCに?お笑い芸人に???

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そんな状態だったため芸名を考えていなかったのですが、困っていたら同期の誰かが

「おばあちゃんだから『おばあちゃん』でいいじゃん!」

と。

こうして芸人「おばあちゃん」が誕生しました。

 

もし演劇学校に入学できていたら。

もしNSC入学条件にお笑いへの情熱が含まれていたら。

芸人「おばあちゃん」は生まれなかったのですから、運命的なものを感じますね。

 

おばあちゃんはコンビを組んでいる?相方は?

おばあちゃんはピン芸人です。

が、しゅんしゅんクリニックPさんと「医者とおばあちゃん」というコンビを結成し、2022年と2023年のM-1グランプリに出場しました。

2023年は3回戦まで進んでします。

今年も出場するのか、楽しみですね!

 

今年もM-1に出場する?しない?

小学生コンビのラブリースマイリーベイビー。

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学歴

おばあちゃんは好奇心が旺盛で、大学進学を夢見ていたそうです。

が、時代はまだまだ男尊女卑。

女に学問はいらない、という世の中です。

結局中学校を卒業後、就職することになりました。

【女性の大学進学率】
1954年 2.4%
1960年 2.5%
1965年 4.6%
1970年 6.5%
1975年 12.7%
女性の大学進学率の上昇と女子大学
Sola
2020年は50.9%だそうです。
それと比べると、本当に低いですよね。

が、そこで終わらないのがおばあちゃん、学費をためて通信制高校で勉強したそうです。

さらに結婚後、通信制短大で情報処理を学びます。

そして最後に47歳の時、放送大学に入学して「乳がん手術後の発汗と下着について」という卒業論文を書いたわけですよね。

 

家族

おばあちゃんの家族について調べてみました。

おばあちゃんは結婚して夫がいます。

一般人の方のようで、名前や画像などはありませんが、がんの時に「好きなことをやりなさい」と言ってくれた方です。

数年前に肺がんの手術を受け、現在は自宅療養中だとか。

 

夫と結婚したのは20代で、恋愛結婚ではなく親が指名した相手だったそうです。

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1947年生まれのおばあちゃんが20代ということは、1960年代後半から1970年代前半ですよね。

国立社会保障・人口問題研究所によると、戦前はお見合い結婚が7割で圧倒的に主流だったのですが、ちょうど1960年代後半に恋愛結婚がお見合い結婚の割合を抜いたそうです。

でもまだまだ半数近くがお見合い結婚だったようなので、おばあちゃんの結婚も当時としては普通だったのでしょう。

お見合いでも、おばあちゃんの人柄を理解して「好きなことをやりなさい」と言ってくれる夫なので、きっと幸せな結婚生活だったのではないでしょうか。

 

子供

東京新聞の特集に「親の指名相手(現夫)と二十代で結婚。子宝に恵まれず再就職」とあったので、おばあちゃんと夫の間には、子供がいないと思われます。

実家の家族

おばあちゃんの父親は、こちらで紹介したようにユーモアのある方だったようです。

ただ、母親は当時の男尊女卑の意識を持つ方で、おばあちゃんの高校進学の夢に対して「女に学問は必要ない」とバッサリ。

Sola
まあ…当時としてはそれが普通だったのでしょう。
1970年頃までは、地方の中学・高校卒業者が主要都市で就職するために集団就職列車が運行していたような時代です。

 

兄弟は、兄1人弟2人の4人兄弟だったそうです。

兄は幼少期にトラコーマにかかり、重い眼病を患っているそうです。

【トラコーマ】
クラミジア・トラコマティスという偏性細胞内寄生微生物によって起こる感染症。
世界中で感染症による失明の主要な原因。

約20年前からおばあちゃんが面倒を見ていましたが、失明してしまったそうです。

病院に付き添ったり、兄の家に泊まったり兄を家に泊めたりしながらNSCに通っていましたが、現在は介護施設で暮らしているとのことです。

 

おばあちゃんが77歳ということは、兄は80代前後と思われます。

人間、80代近くになればいろいろなことがありますよね。

 

最後におばあちゃんの金言をご紹介させていただきます。

本当にやりたいことなら、いくつになったってできるでしょ。貧乏だ、病気だ、年だ、時代だって言い訳したって仕方がない。これまで生かしてもらったことに感謝しながら、生きてる今を楽しみたい。笑うチャンスを逃さないで。
東京新聞

自分の境遇を嘆き、できない言い訳をしてやりたいことをやらないのも人生。

失敗するか成功するか分からないけれど、やってみるのも人生。

よく、やった後悔よりもやらない後悔の方が大きいと言いますよね。

自分がいま本当にやりたいことって何だろう。

今まで言い訳ばかりの人生を送ってきていなかったかな…。

なんて、人生を振り返ってしまいました。

それでもいきなり大きなことは無理なので、まずは小さなことから。

お腹を引っ込めるため、やめてしまったスロトレのスクワットを再開しようかなと思ったのでした。

いらすとや

 

まとめ

今回は、芸人「おばあちゃん」について調べてみました。

  • おばあちゃんが芸人になったのは、子供のころからお笑いや漫才が好きだったこと・乳がんの闘病・部隊の勉強をしたかったが演劇学校に入学できなかったことが理由とのこと
  • おばあちゃんはピン芸人だが、しゅんしゅんクリニックPさんと「医者とおばあちゃん」というコンビを組んでM-1に出場している
  • 時代もあり中卒で就職したが、通信制高校・通信制大学・放送大学に入学した
  • 夫は親が指定した相手だが、おばあちゃんの理解者と思われる
  • 子供はいないらしい
  • 父親はユーモアのある人、母親は男尊女卑の意識を持つ人、兄弟は兄1人弟2人がいる

人生曲線を描いたらすごいことになりそうな人生を送ってきたおばあちゃん。

ドキュメンタリー番組になりそうです。

やりたいことはとにかくやってみる!という姿勢がかっこいい、人生の大先輩です。