こんにちは。
【YOUは何しに日本へ?】に切り絵アーティスト(切り絵師)百鬼丸さんが登場します。
迫力に圧倒される、それでいて繊細な作品の数々を生み出している百鬼丸さんですが、名前の由来が気になりますね。
また、学歴や経歴、なぜ切り絵アーティストになったのか?なども調べて、wiki風プロフィールにまとめてみました。
甲府市役所で3月24日まで
— いが☆グリオ (@igacityigagurio) March 20, 2024
百鬼丸先生の展覧会が
開催されるぐりよ👹✂️
ぜひ会場に足を運んでぐりね💕
グリオも分身していきたーい🌰
会場の様子はこちらから
☟https://t.co/GTXfZKD44d pic.twitter.com/csYocGqgxZ
このページはプロモーションを含みます。
切り絵アーティスト百鬼丸さんのプロフィール
子供のころから手先が器用で、絵を描いたり、版画を彫ることが得意だったそうです。
毎年、年賀状用に版画を彫ったりしていたようですよ。
名前「百鬼丸」の由来
ペンネーム「百鬼丸」の由来は、故手塚治虫氏の漫画「どろろ」の主人公百鬼丸だそうです。
当初は特に許可を得ていたわけではありませんが、のちに偶然会った時に許可をもらったそうです。
現在の自宅(川越市)
山梨県富士吉田市出身ですが、2024年3月現在の自宅は埼玉県川越市霞が関だそうです。
2024年1月17日に川越観光親善大使に委嘱されました。
切り絵アーティスト百鬼丸さんの学歴
高校
百鬼丸さんは、1969年に山梨県立吉田高等学校を卒業されています。
偏差値は58~64、山梨県内で4位だそうです。
山梨県立吉田高等学校出身の有名人はこちら。
- 井出竜也(元プロ野球選手)
- 加々美裕也(元バスケットボール選手)
- 渡辺重喜(米ジョンズ・ホプキンズ大助教授)
- 山崎幸二(自衛隊、統合幕僚長)
- 嶋佐和也(お笑い芸人(ニューヨーク))
いろいろな分野の方が卒業されているようですね。
大学
百鬼丸さんは、1973年に東洋大学工学部建築学科(現・理工学部建築学科)を卒業されています。
偏差値は52.5~55.0だそうです。
東洋大学理工学部出身の有名人はこちら。
- 柿沼清史(ミュージシャン(スターダストレビュー)
- 三遊亭遊喜(落語家)
- 松永大介(競歩選手(リオデジャネイロ五輪代表))
- 長沢広明(参議院議員)
- 北島寿典(マラソン選手(リオデジャネイロ五輪代表))
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切り絵アーティスト百鬼丸さんの経歴
切り絵の原点
大学卒業後、設計会社勤務やモデルのマネージャーなど、いくつかの職に就いていました。
が、「モノづくりで人生を渡りたい」と思い、様々なジャンルの仕事を模索している中で焼き物と出会ったそうです。
写真 パブリックドメインQ
愛知県の常滑焼の工房に入りますが、同年代の焼き物作家の多くはすでに独立してプロになっていました。
競争力を高めるためにオリジナルの工夫・付加価値を求める中、子供のころ得意だった版画の手法を取り入れた、「紙状の粘土に模様を切り抜き、焼き物の表面に張り付けて作品を仕上げる技法」を発見します。
この技法は高い評価を得ますが、困ったことに(?)模様のアイディアが次から次へと湧いてきて粘土での制作が間に合わないという事態に!
アイディアを残しておくため、より加工が簡単な紙を切って保存するようになったのが切り絵の原点だそうです。
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切り絵アーティストに
切り絵の技術はみるみるうちに上達し、切り絵作家を追い抜けるほどのテンポの速さになったため、27歳の時に切り絵作家に転向します。
アマチュア作家として2年間活動したあと、1980年にプロデビュー。
JTBの雑誌「旅」への連載や、文庫本表紙の依頼などが入り、半年で切り絵作家として生活していけるようになりました。
文庫本は特に時代物の依頼が多く、作家森村誠一さんの時代小説の表紙カバー絵は、全出版社を担当しているそうです。
出版社などからの依頼での制作がメインでしたが、2003年ごろからオリジナル作品を発表し始めました。
切り絵制作では、誰もやっていない「Only one」を大切にしているそうです。
多くの人に切り絵に興味を持ってもらうため
- 観客の前での切り絵ライブ
- 紙芝居
- 数mの巨大な作品
- カラフルな切り絵クラフト(立体作品)
などにチャレンジしています。
また、現在は海外でも広く活動されているそうです。
懐かしい作品ですね。今はスイスのジュネーブのスキャンダルというパブのオーナーが持っています。
— 初代 百鬼丸(ライブ切り絵師 紙芝居師) (@kirieworldstar) January 5, 2024
出てきたのでアップ。
昨日の展覧会のお客さんは83人の方でした。
紙芝居は、普通の紙芝居とイメージとは違うんで、驚いている人が多いです。
子供を意識して作っていません。 pic.twitter.com/7PnGGXqaa7
実家は、毎年切り絵のカレンダーを飾っているのですが(百鬼丸さんではないです)、子供のころからどうやって作っているのか謎でした。
この細かさ!!
出身地の山梨への想いも強く、
- 富士吉田市立病院のロビーに飾られた3m×7mの巨大な陶壁画
- 県立吉田高等学校の陶壁画
- 「吉田の火祭りポスター」の公開制作
- 山梨県の「風林火山博」公式イラストレーターとしての武田二十四将立体切り絵公開制作
などなど、様々な制作をされているそうです。
湧いてくるアイディアに手が追い付かないほどで、創作意欲は尽きることがない百鬼さん。
ただし、忙しくても現在アシスタントはいないそうです。
アシスタントをとらない主義…ではなく、美術大学の先生がアシスタントをみんなとってしまうから、だそうです(^^;
切り絵アーティスト百鬼丸さんの受賞歴
百鬼丸さんの受賞歴をまとめました。
報知新聞 挿し絵省(日本文芸家クラブ企画)
富士吉田市文化賞
講談社挿し絵賞候補(複数回ノミネートされる)
ニューヨークJ-Collaboration コンペティション J-Collaboration Institute Award賞
切り絵アーティスト百鬼丸さんの作品が見れる場所
作品展などもされていますが、川越市に常設展示があるそうです(2024年3月現在)。
1980年代より、雑誌や文庫の表紙、ポスター・広告、挿絵といった様々なジャンルで切り絵の製作してきたアーティストの百鬼丸…
まとめ
今回は、切り絵アーティスト百鬼丸さんについて、名前の由来や川越とのつながり、学歴経歴、切り絵の原点、切り絵アーティストになった経緯などを調べてみました。
- 名前の由来は、手塚治虫さんの漫画「どろろ」の主人公
- 2024年3月現在川越市に住んでいて、川越観光親善大使でもある
- 山梨県立吉田高等学校と東洋大学工学部建築学科(現・理工学部建築学科)を卒業
- 切り絵の原点は、陶芸家時代にどんどん湧くアイディアを忘れないよう、加工しやすい紙を切っていたこと
- 切り絵の技術が上達したため切り絵作家に転向した
- 現在は海外でも広く活動している
写真でも作品の迫力がすごいですが、いつか本物を見てみたいです!