こんにちは。
【水曜日のダウンタウン】にインタレスティングたけしさんが再登場します。
1年半前に出演した時、炎上し、以来出演していなかったそうですが、一体何があったのでしょうか？
また吃音協会が【水曜日のダウンタウン】に抗議したとのことですが、その真意はどこにあったのでしょうか？
調べてみました。
このページはプロモーションを含みます。
インタレスティングたけしさんのプロフィール
（編集中）
水曜日のダウンタウン炎上、何があった？
インタレスティングたけしさんは、2022年7月6日の【水曜日のダウンタウン】に出演しました。
炎上内容
「炎上」というと、インタレスティングたけしさんが何かやって炎上、と思いがちですが、実際はそうではありません。
内容： ターゲットが説教されている間に「帰れ！」と言われ、実際に帰るまでの時間を争う
仕掛け人： チャンス大城さん
ターゲット： インタレスティングたけしさん
つまり、チャンス大城さんがドッキリを仕掛け、インタレスティングたけしさんがどのくらいの時間で帰るのか…というもの。
【水曜日のダウンタウン】では、そんなに驚くような内容ではないと思います。
炎上の大まかな流れはこちらです。
↓
NPO法人日本吃音協会が、吃音者に対する差別と偏見を助長するなどとしてTBSに抗議文を送る
↓
インタレスティングたけしさんは、またテレビに出たいと発言。さらに注目が集まる
いろいろな意見
日本吃音協会には、このようなメッセージが届いたそうです。
一方で、インタレスティングたけしさんを応援する、または抗議に対する否定的意見も。
同じ吃音の方の家族でも、感じ方が真逆なこともあるのですね…。
また、この時の放送を受けて、インタレスティングたけしさん個人に対して
「インたけもうテレビに出るな」
「芸人辞めろよ」
という言葉もあったようです。
炎上についてはこちらの記事もどうぞ
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日本吃音協会、抗議の真意は？
日本吃音協会がTBSに抗議したことに対して、批判が殺到したそうです。
それに対して、日本吃音協会は下記のコメントをしました。
私達も番組に悪意があったとは考えていません。しかし私達の多くは日常のなかでまさにその悪意のない嘲笑に深く傷つき、「大袈裟だ」「考え過ぎでは」などの理解の無い言葉に心を痛めているのです。実際に番組を観た親御さんからの声もいくつかいただきました。
誤解しないで頂きたいのは、私達は吃音のある芸人さんの活動を否定しているわけではなく、むしろ応援したいのです。吃りながら話している人を馬鹿にしているように受け取られかねない様子を放送したことに対して抗議しているのです。
放送を見た子供達が吃音がある人を同じように嘲り笑う様になることを恐れているのです。様々な考えがあると思います。しかし私達はそれを容認する社会を認めることはできません。
（SDGs fan）
このコメントに対して、さらに
「そこを『嘲笑』と決めつけてしまうのが差別だと思います」
「都合のいい回答にしか見えません…」
「ほぼほぼ批判しかなかったのに凄いポジティブ解釈」
などのように批判が殺到し、火に油を注ぐ結果になったそうです。
TBSへの抗議全文を今見ることはできないようなので、なんとも言えませんが。
これが真意であれば、至極まっとうなことだと思いました。
こちらにあるように、いろいろな意見があります。
吃音のある方、またはその家族という同じ立場の人たちが同じものを見たのに、感じ方は様々でした。
それはもしかしたら、周りの人たちの接し方や態度によるのかもしれません。
ただ、こちらの意見が真実であれば（捏造する必要はないので、真実だと思いますが）不快に感じた・傷ついた方がいたというのは事実なのです。
傷ついた方が日本吃音協会への批判を見たら、傷口に塩を塗りこまれたように感じたかもしれません。
そこは、無視できない…目をつぶってはいけないのではないでしょうか？
どうなることがベストなのか
人によって経験・背景・事情が違います。
だから
ちょっと違いますが、コロナが流行ったばかりの頃、「マスク警察」が問題になりましたよね。
たしかに感染拡大を防ぐためにマスクは有効でした。
でも、体質でマスクをつけられない、マスクが手に入らない、などの理由でできなかった人がいたのも事実。
そもそも、感染拡大を防ぐという点では、布製マスクの効果は低いです。
不織布マスクでも、つけ方が正しくなければ効果激落ちです。
でも、そこは無視で、マスクをしているかしていないかその一点だけで判断していたわけです。
もしかしたら、日本吃音協会の最初の抗議の文面に問題があって炎上したのかもしれません。
ただ、傷ついた人は間違いなくいたのだと。
番組の内容や自分の言動が、誰かを傷つける可能性があるのだと。
常に多角的に考える必要があるのではないか、と思った次第です。
炎上を防ぐため、障害のある方の番組出演をなくす、ではなく。
腫れ物に触るようにするのでもなく。
「どういう内容なら傷つく人・不快に感じる人が少ないか」
その試行錯誤を繰り返すことで、いつか傷つく人がいなくなるかもしれません。
その点で、この件は差別意識に対して一石を投じたのではないかと思います。
まとめ
【水曜日のダウンタウン】にインタレスティングたけしさんが再登場します。
そこで、1年半前の炎上事件がどういうものだったのか、日本吃音協会の真意について調べてみました。
- 番組を観た視聴者による吃音の指摘、日本吃音協会の抗議、それに対する批判という流れで炎上に発展した
- 日本吃音協会は、番組を観た吃音当事者や家族の「傷ついた」という声をもとに、吃音を嘲笑する社会にならないでほしいという願いから抗議したらしい
- 同じ吃音当事者・その家族でも、番組から感じたことは様々だった
1つの事柄について、感じ方・考え方はいろいろあるということを常に頭に入れて、自分の言動にも気をつけたいと思います。