アイヌ民芸品展示・販売会のご紹介【東京・ギャラリー八重洲】



東京のギャラリー八重洲で、2024年1月15日~1月20日まで、アイヌ民芸品展示・販売会が開催されます。

普段なかなか目にすることのない、美しいアイヌ民族の伝統工芸品に出会えます。

展示・販売だけではなく、なんと実演もあるそうですよ。


このページはプロモーションを含みます。


アイヌ民芸品展示・販売会について

日程: 2024年1月15日~20日
時間: 10:00~17:00(最終日は15:00終了)
会場: ギャラリー八重洲
内容: アイヌ民工芸品の製作実演/販売
(公益社団法人 北海道アイヌ協会HPより)

ギャラリー八重洲について

東京都中央区八重洲2丁目1番 八重洲地下街中1号(ヤエチカ 地下2階)

TEL:03-3278-0623(受付時間 10:00〜17:00)

アクセスについては、こちらのギャラリー八重洲の公式サイトからご確認ください。


作家紹介

会場で実演される工芸家のお2人をご紹介します。

荒木繁氏について

石狩アイヌの末裔の83歳(2023年12月現在)。

15歳の時に兄から木彫を教わり、以来、木彫工芸を続けているそうです。

アイヌ民族の伝統的な生活用具やオリジナルの作品まで幅広く手がけ、木の特徴や特性を生かした巧みな彫刻技術は内外から高い評価を得ています。


アイヌ工芸作品コンテストの優秀賞受賞、北海道アイヌ伝統工芸展の北海道知事賞、アイヌ文化奨励賞受賞など多数受賞していらっしゃいます。



鮭をくわえる熊の木彫りを作っているところ

Sola

目印をつけずに彫りだしていくんですね…。
熊の毛を1本1本彫っていくところ、壮観です!

とても気さくな方だそうで、展示会で話しかけると楽しい素敵なお話が聞けるそうですよ。

吉村政彦氏について

北海道勇払郡むかわ町出身の47歳(2023年8月現在)。

現在は、札幌市西区に工房を構えているそうです。

アイヌ伝統手法の鎖彫りを使った箸やピアスなどのアクセサリー、うろこ彫りで紋様を彫ったイタ(木のお盆)などを手掛けています。




トゥムシ(鎖)が付いた自作のパスイ(箸)は、親が子に贈り、子の厄を肩代わりするという言い伝えがあるそうです。

「文化の継承とは、その技術や風習だけでなく、家族の思い出や願いを受け継ぐこと」と考える吉村さんが特に好んで制作している民具とのことです。



吉村氏のインタビュー動画


アイヌ民族の優しさ、アイヌ紋様の自然な美しさ、木工製品ならではの木のぬくもりを感じてほしい。

作品を手に取った人には笑顔になり、幸せになってほしいという願いを込めて、丁寧に作品を作っているそうです。


まとめ

ギャラリー八重洲で、2024年1月15日~1月20日まで開催されるアイヌ民芸品展示・販売会についてご紹介しました。

自然と共に生きてきたアイヌ民族の優しさやぬくもりにあふれた木彫り作品が展示・販売されます。

この機会に、なかなか目にすることができないアイヌ伝統工芸の美しさに触れてみてはいかがでしょうか?



アイヌ文化をお笑いを通して紹介しているペナンぺ竜也さんについてはこちら。

関連記事

【バリバラ】の「SHOW−1グランプリ」に、アイヌ民族の男性お笑いコンビ「ペナンぺパナンぺ(ペナパナ)」が登場します。 アイヌ民族の物語や儀礼作法などをネタに漫才をし、アイヌ文化を発信していらっしゃいます。 今回、ペナ[…]