メジャーリーグのMVP選手(最優秀選手)が、MLBネットワークの番組内で発表されました。
エンゼルスの大谷翔平投手が2年ぶり2度目の受賞でした。
2021年に続いて、満場一致での受賞だったのですが、SNSを騒然とさせたのは大谷選手の隣に座っていたワンコ!
「コーイケルホンディエ」という犬種だそうです。
大谷翔平選手のプロフィール
生年月日: 1994年7月5日
出身地: 岩手県水沢市
身長: 約193cm
体重: 約95.3kg
血液型: B型
ポジション: 投手・指名打者・外野手
経歴: 花巻東高等学校→日本ハム→エンゼルス
(Wikipedia)
日本ハムファイターズ時代は、コンビニで生チョコクレープをよく購入していたそうですよ。
クレープに限らず洋菓子が好きだそうですが、栄養管理のために和菓子を食べるようにしているとか。
甘いもの好き…かわいい♡
生チョコクレープを持ってコンビニのレジに並んでいる姿を想像するだけでかわいい♡
大谷選手がクレープを食べているところも見てみたいです。
コーイケルホンディエ、どんな犬?
写真 みんなの犬図鑑
世界的にとても数が少なく、日本では1年に100頭前後しか登録がありません。
性格は?
陽気で明るく活発、さらにおおらかで友好的な性格です。
注意力・忍耐力があり、飼い主に忠実です。
子どもともほかの犬とも仲良くできる穏やかな性格で、番犬には向きません。
トレーニングの飲み込みが早いので、しつけがしやすいそうです。
犬の飼育が初めての方に向いている犬種と言えます。
歴史
16世紀頃が起源で、オランダでカモ猟に活躍していました。
といっても、カモを捕まえるわけではありません。
攻撃には向かない、穏やかな性格だということがよく分かるエピソードです。
でも、当時の貴族たちは、どうしてそういう犬を猟犬にしたんでしょうね???
もっと猟にふさわしい犬種はいっぱいいたと思うのに…。
もちろんカモだけではなく、他の野鳥やアヒルなどの狩りでも活躍しました。
レンブラントをはじめとするオランダ出身の画家たちが描いた絵にコーイケルホンディエがよく描かれていて、当時の貴族の生活にコーイケルホンディエがなじんでいたのが分かります。
写真 photoAC
明るく人懐こい性格のため、ペットとしての人気も高まっていくのですが…
第二次世界大戦下、悲しい歴史が始まります。
日本でも戦時下はそうでしたが、オランダでも、食糧難と空襲被害でペットを飼う余裕がなくなってしまったんです。
犬をはじめ、動物にはなんの罪もないのに、こういう被害に遭わせてしまっているんですよね…。
絶滅の危機から救ったのが、オランダの貴族ヴァン・ハーデンブルグ夫人でした。
オランダ北部で見つかった1頭の雌犬が、今のコーイケルホンディエの基礎犬となったそうです。
少しずつ数を増やしていますが、ただ、今でもまだ希少犬種です。
それにしても、オランダで数が減ったことが希少犬種になった原因ということは、オランダ以外の国では飼育されていなかったんでしょうか?
人懐こくて飼いやすい犬種なのに、16世紀から300~400年経った第二次世界大戦時までオランダ限定だったって、なんだかとても不思議ですよね。
コーイケルホンディエの飼い方
写真 photoAC
どこでお迎えできる?
ペットショップ、ブリーダー、保護施設の3種類あります。
ちなみに、価格相場は30万円~だそうです。
ペットショップから
希少犬種のため、ペットショップでもなかなか出会えないようです。
が、ショップによってはブリーダーから取りよせてもらえるそうなので、相談してみるといいかもしれません。
ブリーダーから
希少犬種の場合は、ブリーダーからお迎えするのが一般的のようです。
もちろんブリーダーも少ないので、ネットで検索するといいでしょう。
ブリーダーのまとめサイトはこちら。
保護施設から
まれに、保護施設にも血統書付きのワンコが保護されることがあります。
問い合わせしてみてくださいね。
飼うときの注意点
写真 photoAC
飼い方
猟犬だったこともあり、スタミナがあります。
そのため、1日2回それぞれ60分を目安に散歩に連れていくといいでしょう。
散歩以外にも、ドッグランで思いっきり遊ばせる、ボール遊びなどもおすすめだそうです。
水遊びを好む子もいますので、夏場は水辺で遊ばせてみるのもいいようです。
運動が少ないとストレスを溜めてしまう場合があるようなので、十分に運動時間を確保する必要があるとのことです。
病気
コーイケルホンディエは希少犬種のため、近親交配が原因の遺伝子疾患に注意が必要です。
セロイド・リポフスチン脳症
フォン・ヴィレブランド病(血液疾患)
遺伝性壊死脊髄障害(ENM)
フォン・ヴィレブランド病は遺伝子検査を行っているので、親犬にその遺伝子がなければ子犬に遺伝することはないそうです。
お迎えする際に確認するといいでしょう。
ほかにも、耳が垂れているため外耳炎になりやすいので、耳のお手入れは定期的に行う必要があるそうです。
高温多湿の時は、耳の周りの毛を処理して風通しを良くしてあげるといいそうです。
アレルギー性皮膚疾患を起こす子もいるみたいです。
しっかり考えて一緒に過ごせるといいですね。
ただ、親の仕事の都合で引っ越しすることになり、引っ越し先に連れていくことができなかったため、他の人に引き取ってもらうことになりました。
その子はそのあとも元気に過ごしたのですが…。
その後、別の子を飼った時は、1週間父親の転勤先に家族で旅行に行くことになり、親戚に預かってもらったんです。
その子はきっと寂しかったんだと思います。
散歩中、親戚の手を振り切って逃げてしまって…。
帰国後、探したんですが見つけることができませんでした。
今でもずっと、その子を預けて旅行に行ったことを後悔しています。
今ならペットホテルとかに預けることもできますが…。
もう二度と、命を預かることはできません。
コロナで自宅時間が増え、ペットをお迎えする人が増えたというニュースも見ます。
今、そういう子たちが捨てられていないだろうか、自分のことではないですが心配になることがあります。
どういう性格なのか?
よく吠える?
相性は?
散歩や食事は? …など。
事前に調べられることはたくさんあると思います。
悲しい目にあう子が増えてほしくないので、飼う前にもう一度、本当に責任をもって飼えるのかを考えてほしいなと思っています。
まとめ
エンゼルスの大谷翔平投手が、2年ぶりにメジャーリーグのMVP選手(最優秀選手)を受賞しました。
2021年に続いて、満場一致での受賞だったのですが、SNSを騒然とさせたのは大谷選手の隣に座っていたワンコ!
希少犬種のため、「キャバリア?」など犬種を推測する声も多かったのですが、「コーイケルホンディエ」だそうです。
コーイケルホンディエの性格、なぜ希少犬種なのか、どこでお迎えできるのか、飼い方、飼うときの注意点などをまとめました。