こんにちは。
「仰天ニュース」にヒロミさんが出演されます。
ヒロミさんといえば、MCやDIY、アウトドアスポーツなどのイメージが強い、しかもちょいワルな雰囲気もあるイケオジですよね。
そんなヒロミさんですが、人間ロケット事件で大火傷を負い、生死の境をさまよったことがあるそうです。
人間ロケット事件とは一体どんな出来事だったのでしょうか。
また、生死の境をさまようほどの大火傷とはどれくらいだったのでしょうか。
他にも、学生時代に起きた九死に一生の大事故で内臓破裂など、まさに奇跡の生還と言うべき大事件に遭ってきたヒロミさん。
2つの事故について詳しく調べてみました。
ブログを更新しました。
— ヒロミ (@hiromi_kozono) December 4, 2015
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人間ロケット事件について
事件のあらまし
人間ロケット事件が起きたのは、1991年8月です。
当時、ヒロミさんはデビット伊東さん・ミスターちんさんと「B21スペシャル」というコントグループで活動していました。
B21スペシャルがレギュラー出演していた「1or8(ワンオアエイト、つまり一か八か)」では、今ではオンエア不可ではと思われるような過激な企画を行っていました。
が、ヒロミさんには「企画を出すばかりでチャレンジしない」というブーイングがあったそうです。
そこで満を持してヒロミさんが挑戦することになったのがヒロミがロケット花火をたくさん背負ってTBSの秋山さんみたいに宇宙へ行く企画!!」でした。
企画内容はタイトルそのままで、大量のロケット花火を背負ったヒロミさんが飛べるかどうか、というものです。
ヘルメットをしていなければ頸椎損傷・下半身不随の可能性が高かったですよね
もちろん素人である番組スタッフだけではなく、大学の工学部の協力を経て、事前にADが実験台になったりしたそうですが…。
ADの方も、仕事で断れなかったのかもしれませんが、よくそんな危険なことを引き受けましたよね。
当日、耐火性能の高いレーシングカー用のスーツを着て、数千人の観客の前で発射台に立つヒロミさん。
6000発(1万発という説も)のロケット花火に点火したところ、少しヒロミさんの体が浮き上がったのですが、強風にあおられて花火の火がヒロミさんの体を包みました。
撮影スタッフが避難するほどの大混乱でしたが、消化器でなんとか消火します。
自分の足でロケ車に戻り、スーツのおかげで見た目はあまり変わらなかったそうですが、スーツの中は1000度以上の熱だったそうです。
大火傷で生死の境をさまよう
ヒロミさんが負った火傷は、全身の25%が火傷の中で最もひどいステージⅢ度だったそうです。
日本創傷外科学会によると、火傷はこのように分類されるようです。
熱傷深度 | 皮膚所見 | 色調 | 知覚 |
Ⅰ度 | 乾燥 | 紅斑 | 痛み・知覚過敏 |
浅達性Ⅱ度 | 湿潤・水疱 | 薄赤 | 強い痛み・知覚あり |
深達性Ⅱ度 | 湿潤・水疱 | やや白色 | 痛み経度・知覚鈍麻 |
Ⅲ度 | 乾燥・硬化・炭化 | 蠟色・黄色~赤茶色・黒色 | 無痛 |
Ⅲ度の火傷の場合、皮膚をこえて神経まで傷ついているので、傷みを感じなくなってしまうそうです。
また、Ⅲ度の火傷が全身の10%以上の場合は、熱傷専門施設に入院し、輸液などの全身管理が必要になるそうです。
ヒロミさんも生死の境をさまよい、集中治療室で治療を受けたり太ももの皮膚を患部に移植する手術を受けたりし、1か月後に無事退院することができました。
本当に良かったですよね!
人間ロケット事件が人生の転換点に
この大事故のあと、ヒロミさんの人生は変わったようです。
リハビリの延長で複数の趣味に出あう
退院してもすぐに今まで通りの生活が送れるわけではなく、リハビリが続きました。
そして、ジェットスキー・スキューバダイビング・クレー射撃・トライアスロンなどをリハビリの延長として始め、現在も趣味として続いているそうです。
事務所を退所
迷惑をかけたという理由で、それまで所属していた人力舎を辞めて独立。
ヒロミさん自身が代表取締役となって、個人事務所「ビィーカンパニー」を設立します。
MCとしての地位を確立
代表取締役になったということは、社員の給与を支払う必要があります。
そのため、人間ロケット事件前は断っていたピン芸人としての仕事を引き受けるようになったそうです。
その結果、MCの仕事が増えたそうですよ。
何が起こるか分からないのが人生です。
でも、起きてしまったうえで自分にできることを考えられるかどうか、実行できるかどうか。
ヒロミさんの決断力と行動力に脱帽です!
そこで、ヒロミさんが本気で楽しんでいるいろいろな趣味について見ていきたいと思います。
ヒロミさんの趣味や持っている資格
ヒロミさんは数多くの趣味や視覚をお持ちなことでも有名です。
- 射撃
- DIY
- アウトドア
- ゴルフ
- マリンスポーツ
- レーシングドライバー
- バイク
- トライアスロン など
やってみたいと思ったことは、一度は挑戦してみるそうです。
また、お持ちの資格がこちらです。
【資格】
- 小型2級船舶
- 特殊船舶免許
- カリフォルニア州自動車免許
- 銃所持許可証
- 大型自動二輪
- スカイダイビング2級ライセンス
- スノーボード検定2級
- スキューバーダイビングオープンウォーター
- ライフセーバーライセンス
- 加圧マスターインストラクター
- アーク溶接
これらの趣味や資格の中は、大火傷のリハビリの延長で始めたものも多いそうです。
だから体を動かすもの、アクティブなものが多いのかもしれませんね。
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ヒロミさん曰く、「死ぬことを怖がらない人」。
射撃・マリンスポーツ・スカイダイビングなど多くの遊び・趣味を岩城滉一さんから教わったそうですが、遊びそのものだけではなくリスクや危険性を分かったうえで自分の好きなことを全力で楽しむ姿勢も教わったようです。
ただ、ヒロミさんの人生の転換点は人間ロケット事件だけではないようです。
もう1つの転換点についても、見ていきたいと思います。
交通事故で内臓破裂とは?
ヒロミさんは、人間ロケット事件の他にも生死の境をさまよったことがあります。
友人とのドライブ中に…
18歳の夏、雨、しかも夜の高尾街道を時速130kmで走っていた時、カーブを曲がりきれずに転落。
車にはヒロミさんだけでなく、友人が2人乗っていました。
友人は足の骨折ですんだそうですが、ヒロミさんは内臓破裂の大けがを負います。
一時は医者から諦めるようにと言われたそうですが、奇跡的に脾臓を1つ摘出する手術で一命をとりとめたそうです。
事故で人生が変わる
ヒロミさんの人生は、人間ロケット事件の前にこの事故も転換点となりました。
内臓を摘出したことで、母親から
「あなたは長生きできないかもしれないから、好きな事をしなさい」
と言われ、ヒロミさん本人も自分がやりたいことをしようと決意。
入院中にバラエティ番組を観て、お笑い芸人になることを決めたそうです。
ただ、若い時は自分は早く死ぬかもしれないという焦りが強かったそうです。
そのため自分がいろいろなことに本気で取り組むのはもちろんですが、それが当たり前のことと考えて周りにも本気を要求してしまったのだとか。
それも100%の本気では生ぬるいくらいで、ヒロミさんの要求は200%くらいの本気中の本気でした。
その結果「時代と合っていない」と言われたり、仕事のオファーが減ったこともあったのだとか。
今はそういう焦りがなくなって肩の力が抜けたのか、それとも焦り以上に今生きていることを楽しんでいるのかもしれません。
やっぱり、遊んでいるヤツには”生きている感”がありますね。登山でも、スカイダイビングでも、一歩間違えれば死んでしまいますから。常に危険があるからこそ、日常では味わえないものがあるんだよね
(スポニチ)
仕事にも趣味にも本気中の本気で取り組み、毎日「生きている感」を感じ続けているのでしょう。
いい方は悪いかもしれませんが、急に何か起きたとしても後悔することのないよう生きているようにも感じます。
まさにやりたいことをやっている男、という感じですね。
ちょっと悪い感じもあって、かっこいいですよね!
まとめ
今回は、ヒロミさんが生死の境をさまよった2つの事件・事故について調べてみました。
- B21スペシャルがレギュラー出演していた「1or8」という番組で、大量のロケット花火を背負って飛べるかどうかという企画があった。ロケット花火の火がヒロミさんに燃え移り、ステージⅢの大火傷を負って生死の境をさまよった
- 18歳の時、友人とドライブ中にカーブを曲がり切れず転落。友人は骨折、ヒロミさんは内臓破裂を起こし、脾臓摘出という大手術の末一命をとりとめた
- 2回生死の境をさまよったが、2回とも人生の転換点となっている
本当に、何が起こるか分からないのが人生なのかもしれませんね。
すべてのことに本気中の本気で取り組む、かっこいい生き方だと思いました。