エンペラー吉田、テレビ出演のきっかけや名言、動画まとめ【笑って年越し!THE笑晦日】


【笑って年越し!THE笑晦日TV70年!歴史変えた笑いTOP100出川ヒロミ衝撃】で、懐かしの名珍場面が紹介されます。

その中の1人、エンペラー吉田さん。

アラフォーアラフィフの方には懐かしい【天才・たけしの元気が出るテレビ!!】で、一般人ながら準レギュラーとなり、日本全国から愛されたおじいちゃんです。

今回は、そんなエンペラー吉田さんについて、テレビ出演のきっかけや青いジャージについて、名言、青ジャージは自前か衣装か、また、珠玉の動画もまとめてみました。

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エンペラー吉田さん、どんな人?

バラエティ界で名人・達人芸などを披露した一般人は数多くいますが、エンペラー吉田さんはその中でもひときわ活躍した、伝説のような存在です。
一般人なのでプロフィールなどはあまり公開されていませんが、分かった範囲でまとめてみます。

名前: 吉田 十三(よしだ とうぞう)
生年月日: 1911年~1912年(推定)
出身: 福島県常葉町(ときわまち)出身(現在は田村市常葉町地区)
職業: 自由業
服装: 青のジャージ
特技(?): 話す時に入れ歯が外れる


番組の無茶な企画にいろいろと参加しましたが、第二次世界大戦では帝国陸軍小隊長(階級は少尉または准尉?)を務めた方のようです。

青いジャージは自前か衣装か

「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」では、ほぼ青のジャージ姿で登場していました。
自前か衣装かはっきり分からないのですが、

常に新品のように見える → 衣装?
テレビ番組に出演するきっかけとなった打合せ(?)の時からジャージだった → 自前?

決め手がないのですが、出演が決まる前から仕込みで番組がジャージを用意していたとは考えにくいため、自前と考えていいのではないでしょうか
(エンペラー吉田さんがテレビ番組に出演することになったいきさつについてはこちらを参照してください)

とてもご長寿だった!

エンペラー吉田さんは、2014年9月11日に102歳で鬼籍に入られました。


厚生労働省が発表した平均余命の年次推移によると、1909年~1913年に生まれた80歳の日本人男性の平均余命は4.70年。

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平均余命とは、ある年齢の人々が平均して今後何年生きられるかという年数(期待値)を表したものだそうです。

つまり、1909年~1913年に生まれた80歳の日本人男性は、85歳くらいまで生きる人が多いということなので、エンペラー吉田さんはとてもご長寿だったと言えると思ます。

多くの人を幸せにした方だからかもしれませんね。


ちなみに、お葬式の時にはビートたけしさんや当時の「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の出演者から花輪が送られたそうです。

テレビ出演のきっかけ

一般人だったエンペラー吉田さんが「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の準レギュラーになった理由。

それは、ある人物が深くかかわっていました。

もともとは「元気商事・地方局のテレビ番組を制作!」というコーナーで東北・福島県にロケに行ったとき、村の重鎮たちがスーツにネクタイで大広間で待っていると、ジャージーの老人がいた
それがエンペラー吉田だった。
湯飲み茶わんでお茶を飲むとき、この老人、手が震えて上手く飲めない。話しているうちに、口の中がカラクリ細工のように変化する。入れ歯が外れたのだ。
テリー伊藤が見逃すわけがなかった。
興奮すると入れ歯が外れる吉田老人はエンペラー吉田の名で準レギュラーになり、番組に欠かせなくなった
他にもパンチパーマが取り上げられ、仏頂面の相沢会長が準レギュラーになった。
異形の人物を見つけ出し、出演させることは、テリー伊藤演出の柱のひとつになった。
畏敬の人物はいったいどんな基準で選ぶのか、テリー伊藤に尋ねたらこんな答えが返ってきた。
「隣に住んで欲しくない人」
(『出禁の男 テリー伊藤伝』本橋信宏著 より抜粋)


なぜスーツの重鎮たちの中1人だけジャージ、なぜそのタイミングで入れ歯が外れたのか…。

神がついていたとしか思えません。

テリー伊藤さんの嗅覚、さすがですね!


この場面は動画に残っているので、下の「エンペラー吉田さんの動画まとめ」で見ることができます。

エンペラー吉田さんの名言

エンペラー吉田さんといえば、この言葉なくして語ることはできないでしょう。

偉くなくとも正しく生きる。それが私の信念でございます。


偉くなるって、今だと有名になるとか仕事で成功するとかだと思うのですが、生きていくために正しさよりも偉くなることを求めがちな現代

テレビやネットで「善い人」「正しい人」がピックアップされると、その時はもてはやされますが、あくまで「心温まる話」。

自分がそれを目指すかというと…。


「正しい」という言葉の意味や基準は人それぞれ。

ある人にとって正しいことをすることで、他の人を傷つけることもあるかもしれません。

誰にとっても100%正しいことなんてないかもしれないけれど。

自分が信じる正しさをまっすぐ進めばいい。

エンペラー吉田さんの言葉の意味は、そういうことだと思います。


肝試しの動画で、エンペラー吉田さんは

常に「正しい道を正しく歩く」の信念を持って今日までやってきましたので、恐ろしいという感情を持ったことはない。

とおっしゃっています。


自分が人を裏切ったら、自分も裏切られるのではないかと恐れ

自分が人を傷つけたら、自分も傷つけられるのではないかと恐れ

自分が人をだましたら、自分もだまされるのではないかと恐れる


逆に自分がそういうことをしなかったら、恐れる必要がなくなるのかもしれません。


エンペラー吉田さんの動画まとめ

エンペラー吉田さんの動画をまとめてみました。


まずは名言!



テレビ出演のきっかけ



ここからは、【天才・たけしの元気が出るテレビ!!】です。

ジェット浪越さんとガチ運動会!



これやられたら本気で恐怖な肝試し



上で紹介した「恐ろしいという感情を持ったことはない」という言葉は、2分52秒頃から見始めてくださいね。



今だったら、コンプライアンス的に(?)アウトかもですね(^^;

昔はノリで全部OKだったのかも?

まとめ

アラフォーアラフィフの方には懐かしい【天才・たけしの元気が出るテレビ!!】で、一般人ながら準レギュラーとなり、日本全国から愛されたおじいちゃん、エンペラー吉田さん。

そんなエンペラー吉田さんについて、テレビ出演のきっかけや青いジャージについて、名言、珠玉の動画をまとめてみました。


【天才・たけしの元気が出るテレビ!!】出演は、テリー伊藤さんに見いだされたこと。

トレードマークの青いジャージは、自前の可能性が高いです。

名言は「偉くなくとも正しく生きる。それが私の信念でございます。」

この言葉、番組放映時は子どもだったので意味が分からずただ笑っていたけれど、大人になってからその意味に気づく人も多いようです。


2014年に亡くなりましたが、きっと天国でも多くの人を笑顔にしているのではないかと思います。